くまの気持ち

ポケモンのこととか書きます

テキスト二倍ポケカ優勝デッキ

 10月の部内戦、テキスト二倍ポケカで全勝優勝したのでデッキレシピとかをブログに書こうと思います。

 じゃんけんの項目にめちゃめちゃ有用なことを書いたので100円noteで売りたいところですが、日本じゃんけん協会の受け売りなので無料にしておきます。

 

 

 

テキスト二倍ポケカとは

 ポケモンカードのテキストに書かれている算用数字を全て二倍して行うポケモンカードゲームです。

 例えば最初のターンにリーリエを使うと手札が16枚になるまで山札を引くことができます。カプ・テテフGXは手札からベンチに出したときサポートを2枚サーチする特性を2回使うことができます。

 テキスト二倍ポケカの裁定は様々ですが今回は

ポケモンのHP、○進化、ワザのエネルギー、ワザのダメージ、弱点、抵抗力、逃げエネ、GX・TAG TEAMルール、プリズムスター、ポケモンのどうぐ、サポートの1枚制限は2倍しない

というルールで行いました。また、マチスとパントマイムのバリヤードを禁止カードとしました。

 

使用デッキ


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デッキコンセプト

 先1ワンキルです。テキスト2倍ポケカは2進化に強いカードが多いことや、後1ミュウミュウLOなどが怖いことから、展開される前に勝ち切ることができる先1ワンキルデッキを選びました。特殊ルールはやりたいことを押し付ける方が強いです。

 ホミカドガースマタドガス4枚トラッシュすると相手のポケモン全員に16個のダメカンを乗せることができます。ここにフェローチェGXのビーエネハチマキファストレイドを重ねることで310点出るのでタッグチームGXを倒すことができます。

 さらに、このコンボでも届かないツンデツンデ(HP400)を倒すためにウツロイドGXとポイズンアップのハブネークを採用しました。毒のダメージが10ハブネーク1枚で+20なのでハブネークを3枚並べればツンデツンデを倒すことができます。

 しかし、HP170以上のポケモンを2匹以上展開されるとワンキルができないため、ターンを返しても負けないようハンデスギミックを取り入れました。サポート権はホミカに使ってしまうのでグッズのみでハンデスを行う必要があります。そこで、使い終わったカプ・テテフGXやウツロイドGXなどをしまめぐりの証で気絶させ、リセットスタンプ、いちゃもんスプレー、ざくざくピッケルを使うことでサポートにアクセスさせずに展開を阻止することにしました。

 

 

コンセプト以外のカード

ジラーチ 4

上から10枚見てトレーナーズを2枚加えるのを2回行えるぶっ壊れカード。このカードでスタートできるか否かで回る確率が格段に違うため最大枚数。

タブンネ 3 

バトル場にいるなら4枚ドローできるカード。ウツロイドGXやカプ・テテフGXでスタートする確率を減らすために採用。ジラーチの方が圧倒的に強いので3枚。

 

ミステリートレジャー 4

ドガースマタドガスカプ・テテフGX、ウツロイドGX、ハブネークとコンセプトカードのほとんどに触れる優秀なカード。何枚あっても困らないので最大枚数。

スーパーボール 4

上から14枚見てポケモン2枚持ってこれるぶっ壊れカード。なるべくポケモンにはたくさん触りたいので最大枚数。

ネストボール 3

ジラーチハブネークフェローチェGXを持ってこれる。序盤にジラーチを出したいときと終盤にハブネークフェローチェGXを出したいときに使える。それ以外は腐るので3枚。

プレシャスボール 2

カプ・テテフGX、ウツロイドGX、フェローチェGXをサーチできる。ネストとは微妙に役割が違うが、ネストより使わないので2枚。

 

ポケモンいれかえ 4

ジラーチタブンネをどかすために必須のカード。特にジラーチタブンネ以外でスタートしたときにいれかえ系のカードがないと詰むため最大枚数。

エスケープボード 2

同上。ぼうけんのカバンで持ってこれることと、GXにはつける枠がないため2枚。

ぼうけんのカバン 2

ポケモンのどうぐを4枚サーチできるため、1枚でハチマキ、しまめぐり×2、エスケープボードと必要などうぐを全て集められる。一回打てればいいので2枚。

 

レインボーエネルギー 1

ビーストエネルギー♦️は一枚しか採用できないため、サイド落ち時のケアとして採用。

エネくじ 1

ホミカを打ってもエネルギーが引けなかったときのために採用。

 

ロトム図鑑 1

グラジオにサポート権を割けないので、サイド落ちをケアするために採用。

レスキュータンカ 1

ホミカ24枚もカードを引くため、ターンを返したときにデッキ切れで負けるのを防ぐために採用。

ともだち手帳 1

同上。まあ要らない。

 

じゃんけんの重要性について

 先1ワンキルというデッキの特性上、先行をとらなければはじまりません。ツンデツンデを採用していないためミラーマッチは特に先行をとらなければならないということもあり、じゃんけんの勝率を高めることがこの部内戦の勝率を高めることに繋がると考えました。

 日本じゃんけん協会の調査によると、人間は同じ手を連続で出しづらい傾向にあるそうです。つまり、「最初はグー」で始めた場合、チョキかパーを出す確率が高いため、初手はチョキを出すのが安定になります。また、人間はじゃんけんでどの手を出すか考えると、チョキを出しやすくなるという調査もあります。これらのことから、ある程度じゃんけんに勝ちに来ている人間とじゃんけんをするとき、相手はチョキを出す可能性が高いと言えます。よってこの部内戦では初手にグーを出すのが最も勝率を高めることに繋がると考えました。

 また、あいこになった場合は同じ手を出しづらい理論から、さっきの手に負ける手を出すことで勝率を高めることができます。しかし、チョキであいこになった場合だけは話が違います。というのもチョキからグーに変えるよりもパーに変える方が手の動きが単純なため、チョキの後はパーが出される確率が高くなるからです。よってチョキの後はチョキを出すのが正しい選択となるでしょう。

 まとめると、最初はグー、じゃんけんグー、あいこでチョキ、あいこでチョキと出すことで最も高い勝率を出せるという結論に至りました。これで決まらない場合は相手も日本じゃんけん協会のHPを読んできているということなので、天運に任せます。

 

結果

予選ブロック2-0

 予選の相手は後攻LOと後1GGエンドだったため、二人とも後攻を選んだ。

 

決勝トーナメント2-0

 準決勝は初手グーで勝ち、先行。仮想敵のツンデツンデを予定通り倒すことができた。

 決勝は心理戦に持ち込まれるも、チョキ→チョキのムーブで先行を取って勝ち。

 

感想

 やはりホミカは禁止にすべきでした。テキスト二倍ポケカをやろうとしている方は、HPも二倍にするかホミカマタドガス禁止の検討をおすすめします。

 

 デッキとじゃんけんについては全て計画通りにできたので満足です。後輩たちにはこれからじゃんけん特化サークルとして頑張ってもらいたいです。

 

ゴキブリポーカー

クモが4枚集まって負け。じゃんけんより難しいわこのゲーム。