はじめに
以前、テキスト2倍ポケカの記事で、じゃんけんの必勝法について書いた。
このときはポケカについての考察であったため、1対1でのじゃんけんについてのみ書いていた。
しかしゲームの大会に参加すると、予選リーグで3すくみになり、3人でじゃんけんをする機会が多々ある。
昨日行われた部内戦でも、2位抜け2ブロックで予選を行った結果、両ブロックで3すくみが起こっていた。
3人でのじゃんけんに強くなることで予選抜けの確率が大きく上がると言えるだろう。
では、3人でじゃんけんをするときに、どのような手を出せば勝率を高めることができるだろうか。
長考させてグー
基本はやはりこれである。
人はどの手を出すかと考えると、チョキを出しやすくなるという研究がある。これは1対1でのじゃんけんでも利用されるテクニックである。
じゃんけんの参加者が多くなろうとも、この傾向は変わらないが、1対1のじゃんけんに比べて真剣な人は少ない。さりげなく、しかししっかり長考させて、自分はグーを出すことで一人勝ちを狙う。
あいこについて
3人以上でじゃんけんを行った場合、2人の時と比べてあいこになる確率が高い。全員が同じ手を出す、あるいは3種類全ての手が出されるときにあいこになる。
あいこの次に何を出すかをあらかじめ考えておくことが勝利に一歩近づく方法である。
手を変えるか否か
前回の記事で、人は前の手と違う手を出しやすいと述べた。しかし3人以上でのじゃんけんではまた話が変わってくる。
3人以上のじゃんけんにおいては、手を変えない人が一定数存在する。やはり真剣度の問題であろう。
これをふまえてあいこの次の手について考える。
同じ手であいこになったときは勝てる手を
全員が同じ手を出してあいこになったときは、前の自分の手に勝てる手を出すのが鉄板である。
こうすることで、手を変えない人が一人でもいれば負けることはないという状況を作ることができる。
違う手であいこになったときは負ける手を
一方、3種類の手が出た場合、つまり3人が全員違う手を出してあいこになったときには、前の自分の手に負ける手を出すべきである。
例えば自分がグー、Aさんがチョキ、Bさんがパーを出したとして、次の手で自分がチョキに変える。
1、二人が手を変えなかった場合
チョキチョキパー 自分とAさんの二人勝ち
2、Aさんが負ける手に変えた場合
チョキパーパー 自分の一人勝ち
3、Aさんが勝てる手に変えた場合
チョキグーパー あいこ
4、Bさんが負ける手に変えた場合
チョキチョキグー Bさんの一人勝ち
5、Bさんが勝てる手に変えた場合
チョキチョキチョキ あいこ
6、二人が負ける手に変えた場合
チョキパーグー あいこ
7、二人が勝てる手に変えた場合
チョキグーチョキ Aさんの一人勝ち
負けるのは4と7のみであるが、手を変えない人が一定数いることを考えると6、7が起こる確率は低い。
ちなみに自分がパーを出していた場合は3、6が勝ち、1、5が負けとなる。グーを出していた場合は4、5が勝ち、2、3が負けとなる。
1が起こりやすく6、7が起こりにくいことを考えるとやはり前の手に負ける手を出すのが最も勝率を高めることができる。
二人勝ちした場合
二人勝ちした場合は1対1のじゃんけんが始まる。例のグーグーチョキ戦法を軸に戦えばきっと予選を抜けることができるだろう。
終わりに
これはあくまで3人じゃんけんを運ゲーと考えててきとうに取り組む人が多いからこそ成り立つ戦法である。
周りがじゃんけんガチ勢の場合は読みあいが発生することになるが、予選抜けじゃんけんに参加できるくらいポケモンがうまいのだから、きっと問題ないだろう。
それでは良きじゃんけんライフを。