くまの気持ち

ポケモンのこととか書きます

逆一位杯”全敗”優勝構築

逆一位大会で見事全敗優勝することができたので記事を書きます。

 

逆一位大会とは

先に負けた方の勝ち

6-4ダブル

爆発等あり、低レベルあり、降参なし

 

USUMのときに誰かがやってたシングルの先に負ける奴とは少し趣きが違いますね。

とにかくなんでもありで全滅を目指します。

 

使用構築



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構築経緯

 まず、6-4で先に負ける構築を組むにあたって、何より後続の2匹が相手の後続の2匹よりも早く倒れることが重要であると考えた。

 早い自害の手段として

ヌケニンの命の珠影うち

エルフーンの置き土産

・いたずらまねっこ大爆発

の三つを考えた。しかし、どれもイエッサン♀のこの指とまれによって止められてしまうことに気付き、いかにイエッサン♀の妨害を阻止するかを考えることにした。

 イエッサンはサイコフィールドを展開しつつ「この指とまれ」で相手の戦法を妨害する能力がとても高い。その上「癒しの願い」を覚えるため自主退場も可能である。しかしこの「癒しの願い」は後続が居ないと失敗し、自主退場することができないという仕様がある。つまり封印で技を縛りつつ、相手のイエッサンを残したまま2体倒すことができれば相手を詰ませることができると考えた。

 封印イエッサンミラーはエルフーンで追い風、爆発しそうな場合はエルフーンの置き土産で火力を削いでとなりの自滅を阻止することにした。

 

 エルフーンイエッサンの並びで勝てない相手を考えたが、初参加なので環境が掴み切れず、特に思いつかなかった。そこで「温故知新」ということで主催の夜綱さんの記事を読んで、過去の環境の勉強をすることにした。

 何事においても「故きを温ねる」ことはとても重要で、たくさんの先人たちの知恵に出会うことができる。今回も自分では到底思いつかない戦法に出会うことができた。それが「コブシアン」である。

コブシアンとは

 ペルシアンが猫だましでナマコブシをワンパンすることで飛び出す中身を発動させ、同時に二体自滅する戦法。S115族の猫だまし(優先度+3)は止めることが困難で第七世代の逆一位環境を支配していた(らしい)。エテボースでも同じことができる。

 

 猫だましはこの指とまれ(優先度+2)より優先度が高いため、止めることはできない。これはまずいと思ったが、ガラル地方にはコブシアンの天敵がいた。「化学変化ガス」である。これはマタドガス(ガラルのすがた)が持つ特性で、この特性が働いている限り他の特性が働かなくなるという効果を持つため、ナマコブシの特性が働かず、ペルシアンを倒すことができなくなる。たぶんテクニシャンも消えるのでそもそもナマコブシをワンパンすることもできなくなる。

 しかし逆にコブシアンを止められるのはマタドガスを除くと先発マジックルーム、後発威嚇くらいで、これらを持ったポケモンは基本的に自主退場ができない。マタドガスのいないパーティには投げればいいし、いるだけで選出圧力になる(しかも後続でなければならない)と考えてセットで採用が決まった。

 

 残りはコブシアンが出せないときにイエッサンの隣で置き土産や爆発をする枠としてサイコシードフワライド、スカーフマタドガスを採用した。

 エルフーンは防護パッドすりかえでもしようと思ってたけど遺伝させ忘れたので適当に爪を持たせておいた。()

 

戦績

三戦三敗で優勝

 

一試合目はマタドガスが居なかったのでコブシアンで勝ち(負け)

二試合目はまさかのマタドガスドガース両採用で負けと思ったら爪が発動して勝ち(負け)

三試合目は追い風封印で封印を封印して勝ち(負け)

 

 ドガースも化学変化ガスなのを失念していたので次回大会までに化学親子に勝てる構築を考えたい。

 

終わりに

 主催の夜綱さん、対戦してくださった皆さん、ありがとうございました。とても楽しかったです。

 参加者が増えるともっといろんな戦術が見れて楽しそうなので、この記事を読んで逆一位に興味を持ってくれる人がいると嬉しいです。